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スペイン人のオカン(標準語:母上)に限らず、だいたい
オカンってのは子供に対して
あぁしなさいよ。こうしなさいよ。
あれは気をつけなさいよ。…etc
っとうるさいものですよね。
そんな時に、子供たちがよく使う表現がこれ
“No me rayes.”
<バルセロナのある家庭>
オカン
「あんた、最近夜遊びが過ぎるんじゃないの。
そろそろちゃんと勉強しないと大変なことになるわよ。
あらっ、いやだわ、またこんなところに服を脱ぎ散らかして、
ちゃんとクローゼットにしまいなさいって、あんだけ
言ってるでしょ。もう、ほんとうに全然いうこときかないのね。
小さい時は何でもきちんとする子だったのに、いつのまに
こんな子になったのかしらね。
あんたまさかドラッグとかもやってるんじゃないでしょうね。
あんなものやったら、体が蝕まれて…」
息子
「おかん、もう… No me rayes.
わかってるよ。はい、はい」
もともとrayar という単語は、「線を引く」とか「線で消す」
という意味です。
「No me rayes.」を直訳的にすると、
「もうそんなにおんなじ様なことをしつこく言って、
僕の脳みそに傷つけないでくれよ。」
って感じみたいです。
かなりexpresio'n de calleでティーンエイジャーが
使う表現みたいです。ちょっと、k-chuloが使うには
子供っぽい表現みたいですね。
スペインに留学予定の学生さん(この表現がおっさんくさいぜ)
はちょっと、覚えておけばいいかも。
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by k-chulo
| 2005-03-09 02:08
| SPANISH
新しいスペイン語単語で忘れていたのがこれ。
REBAN~AR (~はNの上)
レバニャーって単語。
海外で見かけたことないですか、パンを使ってお皿を
きれいに平らげる様子。
とくにこってり系のソースがかかった肉料理とか
パスタ料理なんかで、残ったソースもエンジョイしたいって
時に僕もよくやっちゃいます。
この動作を「レバニャー」っていうんだって。
日本じゃ、行儀悪いって怒られるような動作だけど結構
普通にみんなやってる。
同僚なんかも「シェフに対して、ここの料理はソースまで
美味しかったって示す行為なんだから、行儀悪くない」
なんて言ってます。
超高級レストランでこれをやったら「ちょっと、なぁ~」の
気もするけど、初老のおじさんが「このソースは特別美味い!」
って出された料理に感激して、おもむろにパンをちぎって
レバニャーする様子は、それはそれで格好良い感じは
しますよね。
要はいつもいつもレバニャーしてたら貧乏くさいけど、
これがスマートに出来れば別に問題ないっちゅうことかな。
まぁ、これってその人のセンスによるんですけど。
あっ、そうそう、食事マナーっていえば、どうしても
忘れられないのが、以前働いていた某日系企業の
元上司(日本人)。
普段は気さくで、面倒見もよく、なかなか働きやすい上司
だったんですが、どうしても最後までダメだったのは
「スープをすする癖」
特に、接待などでスペインの高級レストランなんかに
同行する時などは、もう出来るだけスープ物を頼まない
ように、僕のほうから誘導してました。
(クライアントはスペイン人以外が多く、また元上司は
スペイン語が理解できなかったので、いつも食事の
最初に僕が簡単にメニューを英語で説明していたので)
まぁ、僕は彼の体裁を保つために敢えてやっていたん
ですよ。
さっきまで、交渉ではシビアで論理的な話を進めていた
紳士が
「ズズズッー、ズズッ」
ってなったらクライアントも目が点!でしょ。
おまけに、周りの客も「何?」って感じで覗いてくるし。
さて、ある接待の夜、バルセロナの某高級レストランにて
カマレロ(ウェイター):
「本日のお勧めは、プリメロとしてxxxサラダの△△風、
魚介類のスープ、・・・
メインとしては、真鯛のxxx仕立て・・・をご用意致しております」
k-chulo:
(やっべぇ~、スープがあるやん。いつものように飛ばして
訳しちゃえ。)
クライアントと上司に向かって
「(英語で) ※◎☆◆✺✿※◎☆◆◎…」
日本人上司:
「あれっ、K-chuloくん、確かさっきウェイター、SOPAって
言ってなかったか。スープもあるんじゃないのか。
君、訳し忘れてるよ」
K-chulo:
「あっあっ、そうですかぁ・・・ 聞き漏らしたみたいですね。」
(あれっ、最近はじめたスペイン語のレッスンで覚えたのか?
SOPAって単語・・)
彼、しっかり頼んじゃいました、スープ。
いやぁ、本人満足そうに、
ズズッておりました。
全然周りの様子も目に入らずに・・・
皆さんも気をつけましょうね。
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by k-chulo
| 2005-01-21 20:23
| SPANISH
ほんとうに何気ない外国語の表現って、すうっ~と
耳から消えていきますよね。
2005年の僕は「ちょっとこなれたスペイン語」への
レベルアップを目指して、最近はメモ帳をポケットに
「これっ」って思った表現をメモするようにしております。
でも、ほんまにしょうもない表現ばっかりが増えて
きてますが。。。
ちょっと紹介。
rebanada
una rebanada de pan: パン一切れ
↑
僕が
「“una pieza de pan”を取ってくれ」
と頼んだ時に訂正された。
確か、英語じゃ、食パンのかたまりを 「a loaf of bread」
パンの切ってあるやつを「a piece(or a slice)of bread」
って言いますよね。
なんか僕こういう、英語発想の間違いって結構多いみたい。
次は体の部位の名前
pelvis: 骨盤
nuca: うなじ、首筋
nalgas: おしり
mandi’bula: 下顎
tobillo: くるぶし
↑
演劇のワークショップで発声練習をする時に、インストが
いつも使っている言葉なので。
mano、 cabeza、 pieとかよく使う部位の名前は
覚えているけど、こういうマイナーな部位って
あんまり覚えてないもんですよね。
さぁて、ちょっとこなれた表現を目指すべく、今日も
目の前の人の表現にしっかり耳を澄ましておこう!
う~ん、
でもみんなカタラン語を喋ってるだよなぁ。
ガックシ。でも、めげるな。
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by k-chulo
| 2005-01-19 19:45
| SPANISH
今日聞いたスペイン語表現。
友達と一緒にFNACで映画のDVDをブラブラ
眺めていた時、
僕: 「このスペイン映画、結構いいよね」
友人:「Esta bueno, pero no mata.」
(訳:いいよね。でも、無茶苦茶良いってわけでも
ないわよね)
一旦、肯定はするものの、「でも、それほどでもないよね」って
感じの時に使う表現。
良いには良いんだけど、完璧ではない。忘れられない程、
感激するほどでもないってニュアンスですね。
でも、男として、これHの後に言われると、めげちゃいますよネ。
なんだかなぁ・・・
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by k-chulo
| 2005-01-16 21:37
| SPANISH
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