おいっっ撃つなぁぁ!!ショートムービー出演
2007年 05月 27日
今週は月曜日から水曜日までショートフィルムの撮影でした。
これはバルセロナで映画を学んでいる大学院生の卒業プロジェクト。
まぁ~いやらしい話なんですけど、ギャラにはなりません。
無償出演です。
でも、脚本がなかなかよく出来ていたので是非参加したいなと思ってキャスティングに行ったら、すごく重要な役で出演することになりました。
映画のタイトルは
「Cazadoras」
(直訳:女ハンターたち)
僕の役は、妻に暴力を振るい続ける中国人の夫役。ストーリーは、この男の妻をはじめ、男性からの虐待に耐えかねた女性達が問題の男性たちを拉致。彼らを誰もいない森林に放ち、逃げる男達を狩りをするようにひとりづつ殺していく…ってもの。
しかし、単なるアクションものじゃなく、短い台本の中に、主演の中国人女性が自立していく過程、各登場人物の気持ちの動きがうまく描かれている興味深い作品です。
さらに興味深いのは、この作品に映画・テレビドラマで活躍しているスペイン人女優さんがわざわざマドリッドから無償で出演しているってこと。

エレナ・カリオン

僕よりも、もっともっと・もっ~と出演作品の多い先輩です。実は最近スペインでは、有名な俳優達が学生プロジェクトに参加することが多くなっています。若いアーティストたちをサポートしていこうとする業界の姿勢の表れなんでしょうね。
まさかこんなところで、こんな人とご一緒するとは…って感じです。
さてさて、今回の作品の一番の見せ所は、主演の日本人女優Aさん(あっ、ちなみに台本では中国人の設定なんですけど彼女も僕も日本人ってことで設定は日本人になってます)、エレナ、そして僕の3人が絡んでいくラストシーン。
必死に逃げるK-chulo演じる夫が、ライフルを持って追っかけてくる妻(Aさん)と女性弁護士(エレナ)に追い詰められて、命乞いをして…、そして…っていうシーン。


結構、動きや台詞もあり、3人のタイミングがポンポンポンと合わないと成り立たない難しいシーン。
このシーンの本番。自分で言うのもなんですけど、なかなかの迫力です。
3人が掛け合いしていく部分は、それぞれのエネルギーがお互いの演技を引き出していき、体の中でアドレナリンがバーンって噴出した状態で演技してました。
上手く説明するのは難しいんやけど、こういうときの演者たちが作り出す空間って空気が変わるっていうか、とにかく本番では、3人の役者のもつパワーが良い化学反応を起こしていたのは確かです。
う~ん、それにしても、やっぱエレナのもつパワーは凄かったです。
自分のパワーを出しながらも、共演者のパワーを上手く引き出そうとしてくれる。この部分はまだまだ僕が学んでいかんとだめな部分です。良い勉強させてもらいました。
この作品、あくまでも学生の卒業プロジェクトですが、スペインの大手映画プロダクションがひとつの企画として注目しているようです。場合によっては、劇場公開される長編映画に作り直される可能性もあるようです。
そういうこともあり、エレナが出演の承諾したんでしょうな。
まぁ、長編映画になる場合には、今回の僕の役は絶対に他の人には渡したくない!!… それくらい思い入れの強い作品です。
完成は7月上旬のようです。良い作品に仕上がることを期待してます。
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映画のタイトルは
「Cazadoras」
(直訳:女ハンターたち)
僕の役は、妻に暴力を振るい続ける中国人の夫役。ストーリーは、この男の妻をはじめ、男性からの虐待に耐えかねた女性達が問題の男性たちを拉致。彼らを誰もいない森林に放ち、逃げる男達を狩りをするようにひとりづつ殺していく…ってもの。
しかし、単なるアクションものじゃなく、短い台本の中に、主演の中国人女性が自立していく過程、各登場人物の気持ちの動きがうまく描かれている興味深い作品です。
さらに興味深いのは、この作品に映画・テレビドラマで活躍しているスペイン人女優さんがわざわざマドリッドから無償で出演しているってこと。

エレナ・カリオン

僕よりも、もっともっと・もっ~と出演作品の多い先輩です。実は最近スペインでは、有名な俳優達が学生プロジェクトに参加することが多くなっています。若いアーティストたちをサポートしていこうとする業界の姿勢の表れなんでしょうね。
まさかこんなところで、こんな人とご一緒するとは…って感じです。
さてさて、今回の作品の一番の見せ所は、主演の日本人女優Aさん(あっ、ちなみに台本では中国人の設定なんですけど彼女も僕も日本人ってことで設定は日本人になってます)、エレナ、そして僕の3人が絡んでいくラストシーン。
必死に逃げるK-chulo演じる夫が、ライフルを持って追っかけてくる妻(Aさん)と女性弁護士(エレナ)に追い詰められて、命乞いをして…、そして…っていうシーン。


結構、動きや台詞もあり、3人のタイミングがポンポンポンと合わないと成り立たない難しいシーン。
このシーンの本番。自分で言うのもなんですけど、なかなかの迫力です。
3人が掛け合いしていく部分は、それぞれのエネルギーがお互いの演技を引き出していき、体の中でアドレナリンがバーンって噴出した状態で演技してました。
上手く説明するのは難しいんやけど、こういうときの演者たちが作り出す空間って空気が変わるっていうか、とにかく本番では、3人の役者のもつパワーが良い化学反応を起こしていたのは確かです。
う~ん、それにしても、やっぱエレナのもつパワーは凄かったです。
自分のパワーを出しながらも、共演者のパワーを上手く引き出そうとしてくれる。この部分はまだまだ僕が学んでいかんとだめな部分です。良い勉強させてもらいました。
この作品、あくまでも学生の卒業プロジェクトですが、スペインの大手映画プロダクションがひとつの企画として注目しているようです。場合によっては、劇場公開される長編映画に作り直される可能性もあるようです。
そういうこともあり、エレナが出演の承諾したんでしょうな。
まぁ、長編映画になる場合には、今回の僕の役は絶対に他の人には渡したくない!!… それくらい思い入れの強い作品です。
完成は7月上旬のようです。良い作品に仕上がることを期待してます。

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by k-chulo
| 2007-05-27 08:00
| ACTING