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スペインで日本人俳優として活動中。関西のあんちゃんの悪戦苦闘と成長を綴った元気の出るブログです。


by k-chulo
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今日のキャスティング


今年になって順調にキャスティングが入ってきている。
おまけにかなり最終段階までエントリーされることが
多くなっているので、なかなか良い傾向!

さて、2月2日、2本キャスティングが入ってきました。


●某自動車会社のテレビCM●

 今回の要望イメージは「アジア人シェフ」ってこと
 なんで、もう少し年齢層上かと・・・最初からあまり
 乗り気ではなかった。
 
 おまけに最初にエージェントから電話があったとき
 エージェント 
   「K-Chuloって、包丁で野菜が切れるかしら?」
 と質問されたんで

 K-Chulo 
   「自炊が出来る程度なら、切れるよ」
 って普通に答えたら、

 エージェント 
   「 ・・・・・・ (ちょっと間があって) 
   まぁ、いいわ、キャスティング行ってちょうだい。」

 その間は・・・ 何?って気にはなってたんよ。
 後で知ったんやけど、どうもクライアントの要望は
 「調理師経験のある人が好ましい」ってことだったらしい。

 でも、カメラテストの際は何も質問されなかったし、
 特に包丁捌きを披露するような演技も要望されなかったし
 あんまり関係なかったのかも。

 ←当日の午後にCALL-BACKの連絡がなかったので、
   このキャスティングは没りました。



●某銀行(スペイン)のテレビCM●

 こちらはエキストラのキャスティング。
 「寿司カウンターに座っている客」役ってことで、
 エージェントに説明を受けて行ったところ、
 よく知っているキャスティングディレクターが
 「ちょっとこれつけてみて」ってシェフ用の前掛けを。
 
 心の中で

 「おいおい、
 日に2回ともシェフのキャスティングかよ?」

 って思ったけど、そんな顔は微塵も見せず役者の顔で
 カメラテストを終えてきやした。



それにしても、相変わらず海外でのアジア人俳優への
オファーにシェフやサムライ、カンフーの役が多いのは
どうもなぁ。(ある意味仕方ない部分もあるけど)
アジア人女優の場合は、オリエンタルなセクシーさを
訴えるような格好良い役も結構あるのに・・・。ねぇ。
by k-chulo | 2005-02-02 20:12 | ACTING