スペインで日本人俳優として活動中。関西のあんちゃんの悪戦苦闘と成長を綴った元気の出るブログです。


by k-chulo
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カテゴリ:THEATER( 2 )


まもなくバルセロナでの公演が終了するシルクドソレイユの
ステージ「DRALION」を観てきました。
(今週末で終了するようです)

c0012903_650279.jpg



さすが「サーカス」らしく公演場所は、バルセロネタの埠頭の
先に設営された特設テント。

なんか、遥かとお~い昔、
「木下大サーカス」

今は無き
宝塚ファミリーランドに見に行った
ことをふと思い出してしまいました。
さてどれくらいの人がこのネタに共感できるのでしょうか…?!



特設会場に入ると、まず目に付いたのはTシャツや被り物
(仮面舞踏会のような仮面が結構お気に入り)などの
キャラクターグッズ、dvd、cdの数々。コンサート同様、
やっぱりこういうところでのビジネスってのも大事なん
でしょうね。やっぱり。
ただ、ビールが4.5ユーロ。フランクフルトが5ユーロって
のはちょっとボッタクリですよ。
愛知万博もびっくりの価格設定??



さてテント内に入ると、既にピエロたちが観客をいじり
ながら、会場の雰囲気を盛り上げていました。

いいなぁ、なんかこういう雰囲気。
会場全体がみんなが子供のころに戻ったような
あったかい雰囲気になっているんですよ。
出だしからなかなか良い感じです。



僕たちの座席は舞台のかなり右側でしたが、円形の舞台
なんであんまり気になりませんでした。
おまけに前から4列目!!

この座席、スペインではかなり高額な55ユーロってもん
でしたが、張り込んだだけはありました。




さて、公演内容は…。


もう、最高!! 完璧!!!


パーフェクトなショー



「サーカス」って呼ぶよりも、「エンターテイメント」って呼ぶ
ほうがしっくりきますよ。


実はシルクドソレイユの公演を見たのはこれが初めて。
今までは、食わず嫌いっていうのか、

なんか「えぇっ、結局はサーカスでしょ!」って

どっかで拒否してたんですよね。



いやぁ、すみません。完璧な認識不足でした。



いかにもサーカスって感じのピエロのパフォーマンスと
ダンス&歌という大人向けのエンターテイメントに、
「中国雑技」のエッセンスを多分に加味したショーとなってます。


とにかく、僕にはこの感動を巧く表現する語彙がないですが、
たとえどんなに上手く表現したとしても、実際のショーには
かなわないはずです。まさに百聞は一見にしかず。


みなさんも機会があれば、お見逃しなく!

絶対に損はしませんよ!!!


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by k-chulo | 2005-05-21 06:47 | THEATER
久々に芝居を観劇してきました。
場所はTeatro Nacional de Catalunya。
スペイン演劇「Fuente Ovejuna」って作品です。


c0012903_7315080.jpg


では、簡単にこの芝居について説明しておきましょう。

舞台は1472年、スペインのとある農村、
Fuente Ovejuna。
領主は村人を奴隷のように扱うが、村人の誰もが領主や
その軍隊に抵抗はできない。
ある村人の結婚式の夜、領主は花嫁を拉致して乱暴を
加える。その事件をきっかけに、従順だった村人たちが
一致団結して、自由を勝ち取るために闘う。

っていう内容。


ストーリー自体は万国共通なテーマを取り扱っているので、
初めて観劇しても内容は十分理解できました。
だけど、スペイン語の古い表現が出てきたりして、全て
理解できたかっていうと、ちょっと・・・ですが。


舞台セットは、舞台の真ん中に高さ1メートル、縦、横
15メートルの板が設置されているだけ。ときおり両脇から、
つり橋のような板が降りてくる以外はかなりシンプルな
セットです。

しかし、テーブル、椅子の動きで「怒り」を表現したり、
「抵抗」のシーンでは、思わぬところから武器が出現したり…
となかなか面白い演出でした。


演劇学校のクラスメイトたちと一緒に観劇したんですが、
(おまけに、たまたま横の席は僕の演劇クラスの先生モンセ
でした)、観終わった後、彼らと話していると、やはり単に
演劇の内容ってよりも、「演技」自体に話題がいってしまいます。


 「舞台設定がコルドバなのに、何人かの役者の
 カタラン語訛が気になった」

 「怒りのシーン、指先まで演技できてなかった気がする」

 「最初の笑いのシーン、ちょっとリアリティに欠けていた」
 
 「皆を鼓舞するシーンは、演技のエネルギーが満ちていて、
 学ぶ点が多かった」 etc


僕は、中世が舞台のスペイン語の芝居を観るのが初めて
だったので、正直言って最初の方はいまいち乗り切れ
ませんでした。でも、芝居の中盤あたりから、動きが
出てきて徐々に面白くなってきましたけど。

クラシカルな演劇なので、ある程度動きが芝居がかっている
のは、「こんなもんかな」って感じてたんですが、やはり
「それってやりすぎじゃないの?」って演技も目に付きました。

いやぁ、こんな風に批判するのは簡単なんですが、いざ
自分が演技すると難しいもんなんですけどね。

ただ、役者にとって、こうやって客席の目線で見る癖を
つけるのは、独りよがりの演技にならないようにするために、
すごく大事なことなんですよね。



バルセロナに在住の方、そんなに難しいテーマではないので
一度観劇されてみてはいかがですか。

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by k-chulo | 2005-05-01 07:22 | THEATER